白菜
白菜の出番とレパートリー
鍋、浅漬け、シチュー、八宝菜、みそ汁、野菜炒め、白菜を使う料理を書き出した。私の料理のレパートリーは少なく、すぐに思い付いた料理はこれくらいだけ。白菜を食べることが少ないように思えるが、白菜の浅漬とみそ汁は冬は週に何度も食べる。白菜が主菜で食卓に登場することは少ない。しかし、副菜なら毎日のように白菜が登場する。
勉強開始と方針
冬に向けて白菜を育てたい。まだ白菜を育てたことが無く、種まきの時期さえ知らない。去年育てた大根は9月上旬に種まきだった。同じ冬野菜の白菜も、9月上旬かなと予想していた。 8月中旬のお盆休みに白菜の育て方の勉強を始めた。 土作りは、どの野菜でもだいたい同じなので省略。夏野菜と同じように、堆肥を入れて、化学肥料を元肥として入れたら、十分だろう。
品種と播種時期を探る
まずは、どんな品種がある調べる。品種によって種まきの時期が違ったり、冬だけでなく春にも育てられたりと、いろいろな特徴がある。一般的な栽培方法だけ調べてしまうと、種まきのタイミングが年に1回だけしか提示されてなくて、そのタイミングを逃したら栽培を諦めるしかないと勘違いする。何年か前にトマトは春しか畑に定植出来ないと勘違いして、栽培を諦めた。真夏に定植でも育つと知って、今は秋に収穫するスケジュールでトマトを育てている。 種のECサイトで、白菜の品種を1つずつ見ていく。種まきの時期が、8月下旬から10月上旬まで幅広い。冬に収穫を目指すので、春に種まきして初夏に収穫する品種は除いた。 冷涼地と中山間地で、2週間くらい種まきの時期がずれる。うちは東北北部で冷涼地なのだが、最近の秋は暑くて、中山間地の種まきのタイミングでも育つことが多い。今、8月中旬ので、8月下旬の種まきは畑の準備が間に合わない。冷涼地か中山間地で、種まきが9月上旬以降の品種が良さそうだ。
収穫時期で設計する
驚いたのが白菜の収穫時期が品種によって数カ月違いがあること。9月上旬に種まきして、11月下旬から1ヶ月間収穫する品種がある。この品種は産直に白菜が並ぶ時期に合っていて予想どおりの収穫時期。予想外だったのは、12月下旬から最大で3月上旬まで収穫出来る品種があったこと。12月下旬に食べ頃になった白菜を、収穫せずにずっと置いておける品種。この品種いいよね。大型冷蔵庫で白菜を保管しなくても、冬の間はずっと白菜を食べられる。
品種決定
そろそろ種を注文しないと種まきに間に合わない。品種を決めます。 まずは、最大で3月上旬まで白菜を畑においておける「あごおち85白菜プレミアム」は確定。春まで新鮮な白菜を好きなだけ食べられる。後もう一つ育てます。「黄太郎」を選びました。あごおち85白菜プレミアムは、収穫開始が12月中旬からです。11月下旬から白菜が食べたくて、早く育つ品種も選びました。黄太郎は11月中旬から12月中旬に収穫する品種で、あごおち85白菜プレミアムの収穫開始までの1ヶ月をちょうど埋めてくれます。この2つの品種を育てて、11月中旬から3月上旬まで白菜を食べ続れられるはず。
さて、始めての白菜栽培を始めますか。