除草剤
私の使い分け
除草剤を年に何回か使っています。田んぼは、田植えから1週間くらいの時期に、田んぼ専用の除草剤を使っています。休耕田と庭には同じ除草剤を年に数回散布しています。 庭は砂利を敷き詰めている。砂利があるから刈払機では上手く雑草を刈れず、手で雑草を抜くことになる。これがとても面倒で除草剤を使っている。 休耕田は広くて、刈払機で草刈りでは数時間かかる。より早く平地の草刈りが出来るハンマーナイフモアを持っているので、これで草刈りした年もある。だが、休耕田は泥濘みやすく、度々ハンマーナイフモアのタイヤが泥にハマって動かない。前進出来ないがバックなら少しずつ動く。さらに全力で引っ張ってなんとか脱出。こんなことを毎年やりたくなくて、休耕田は除草剤を散布するようになった。
浸透移行型を選ぶ理由
庭と休耕田に使う除草剤は、浸透移行型を使っている。具体的にはラウンドアップです。浸透移行型は、植物に薬剤が数点かかれば、その植物を枯らします。植物の根まで枯らすため、また雑草が生えてくるまで時間がかかる。庭や休耕田のように、とにかく雑草が生えて欲しくない場所に適している。
デメリットも理解する
もちろんデメリットもある。野菜や花など育てている植物に数点かかってしまえば、根まで枯れます。回復しません。大切な植物の近くでは使わないほうが良いです。あと、斜面では浸透移行型は使えません。斜面の雑草は、土砂崩れ対策の為に生えています。雑草の根が枯れると、土砂崩れが発生しやすなります。根まで枯らす浸透移行型は、斜面では使えません。
畑の畝間では接触型
畑の畝間の雑草が、刈払機で刈りにくい。鎌で草刈りしていたら時間がかかり過ぎる。除草剤を使いたい。浸透移行型では、野菜が枯れるかもしれない。 ホームセンターに並んでいる定番の除草剤の中に接触型があった。これは薬剤があった箇所だけが枯れる。もし野菜に当たっても、当たった部分だけが枯れ、野菜が根まで枯れることはない。これなら畑の畝間に使っても野菜の被害は小さい。薬剤が当たらなかった部分は変わらずに育ってくれて、十分に野菜を収穫出来そうだ。
丁寧さが要る
薬剤が当たった箇所だけが枯れるということは、当たらなかった箇所は枯れずに生き残ってしまう。浸透移行型は数滴かかれば枯らしてしまうから、雑に散布していた。接触型で雑に散布したら、たくさんの雑草が枯れずに残ってしまう。雑草全体に満遍なく薬剤が当たるように、丁寧に散布しなければならない。
体調も準備
これは集中して散布しないと上手く行かないな。畝間に使うなら、すぐ隣には野菜がある。誤って野菜に当てない注意もしなければならない。休耕田でに雑に散布していたときとは、全然違う。すごく神経を使いそうだ。畑に接触型の除草剤を使うときは、体調を万全に整えて臨まないと集中が途中で切れそう。数日前からの体調管理が、最初の準備かもしれない。