カボチャ
収穫と悔しさ
カボチャを収穫しました。苗が10株で、20個の収穫。育て始めたときの予想よりも少ない。もっとたくさん収穫出来るかと思っていた。苗が害虫にボロボロにされないように行灯て防いだし。雑草に埋もれてしまわないようにマルチを使っていた。昨年までの失敗を活かしてカボチャを育てたのに、収穫が少ないことが悔しい。来年こそは絶対に成功させたくて、予想よりも収穫量が少なかった原因を調べた。どうやらマルチの使い方が間違っていたことが原因だった。カボチャ農家の畑の画像や動画に写っているマルチと、私のマルチの使い方が違う。
玉直しは省けない
カボチャの表面は緑色になるはずなんだが、一部が黄色になることがある。畑で土に接していた部分が黄色になりやすい。玉直しと言って、カボチャを少し動かして土に接していた箇所をズラして、カボチャの表面が黄色になることを防ぐ作業があります。私はこの作業を省略出来ないかと考えた。結果は失敗。玉直しはやるしかなかった。
反射マルチの落とし穴
カボチャの実が土に接するから黄色くなるなら、マルチの上でカボチャを育てたら黄色くならないかもしれない。白色のマルチを使えば、白色のマルチが光を反射させるから、カボチャの実に満遍なく光が当たって、表面全体がきれいな緑になるかもしれない。 しかし、このマルチの使い方は間違っていて、カボチャの実が収穫前に腐ってしまった。カボチャの大きな葉っぱがつくる日陰でカボチャの実が育つのに、マルチで光を反射さてしまえば日陰が消えてしまう。マルチが反射させた光と、太陽光で温められたマルチの熱で、カボチャの実が高温にさらされてしまった。マルチの上にあったカボチャの実は、熱に耐えられなくて腐ってしまった。 ツルが長く伸びて、マルチを超えて雑草の中まで達した場所では、きれいに育ったカボチャの実が雑草の影に隠れていた。 収穫出来たカボチャの多くが雑草の影に隠れていたことからも、日陰で育てることが正しいと納得した。
来季の育て方メモ
マルチを使って良いのは、株元だけでツルが伸びて実を付ける場所は草の上なんだろう。藁を入手出来るなら、実ったカボチャの下に藁を敷くと更に良いらしい。我が家には田んぼがあるけど、藁は田んぼにすき込んでしまうから藁がない。代わりに刈り取った雑草を干し草にして敷いてみようかな。来年はマルチは株元だけにして、実の下には干し草を敷いてみよう。マルチは黒マルチに変えよう。株元にしか使わないなら、春の気温が低い時期に苗が育ちやすいように、黒マルチで地温をあげることを優先する。来年は豊作になるといいな。
